arupapaの3DCADツール

プロダクトデザインのツールとして本格的に3DCADソフトを使い始めたのは、お仕事を始めた頃からなので17年くらい前になります。今までI-deasやShadeシリーズ、Form・Z、STRATA STUDIO PROなど使ってきましたが、現在はRhinoceros4.0(NURBSモデラー、以下ライノと省略)とFLAMINGO1.1(ライノ用プラグインレンダラー)をメインに使っています。
Shadeはフリーでお仕事をするようになってからもずっと使い続けていたのですが、Ver.10でPROにアップグレードしたものの最近はほとんど使う機会がなくなりました。ライノでのモデリングの自由度が高いのとFLAMINGO1.1を購入してからレイトレーシングもできるようになったので、Shadeを使う必要性があまりなくなったし、Shade10にしてから動作が不安定なのが最大の理由です。
FLAMINGOは最近2.0がリリースされ使い勝手がずいぶん良くなっているみたいなので、近いうちにバージョンアップしたいですね。写真左のPenguin2.0はライノ用のプラグインレンダラーで手書き風のイメージが作れるものです。FLAMINGO1.1を購入するときにPenguin2.0バンドル版があったので、あまり使うこともないかと思いましたが単品で購入するより割安だったのでバンドル版を選びました。あと、Bongo1.0というライノ用のプラグインアニメーションツールがありますが、今のところ所有しておりません。
ライノはお取引先のUさんに「こんな3DCADツールがあるよ」と教えていただいたのが導入のきっかけで、最初にライノ単品で購入しました。NURBSモデラーにしてはかなり低価格な方ですが、フリーランサーにとっては大きな投資なので、評価版(機能制限なしで、20回まで保存・書き出しができます)で十分使ってみてから、これなら使い続けられそうだということで決めました。
ライノはアメリカのソフトでToo.などの代理店で販売していますが、アマゾンでも取り扱っています(10/27現在アマゾンが販売しているものは在庫切れ中・・・)。
Rhinoceros4.0+Flamingo+Penguin 商用版(Rhinoモデリング・レンダリングバンドル) (CD-ROM)
写真でみてもわかりますが、日本語ローカライズはされていますが、コストダウンのためか簡易パッケージでマニュアルがPDFファイルなのがちょっと残念です。アプリクラフトでセミナー・トレーニングもありますが、参加するのにノートパソコンが購入できるくらいの費用がかかりますので、私は付属のPDFマニュアルと市販のガイドブックを参考にしています。ネットでライノ初心者向けのモデリングガイドのようなものが見つからないので、私のできる範囲で制作日記でも始めてみようかと考え中です。