iPad用ブラシの自作 その3

共伸技研さんのブラシビレッジで送っていただいたサンプル毛材で前回はサンダーロン(0.08mm)というアクリル繊維に硫化銅を結合させた毛材を使ったので、今回はモノエイト(0.15mm)というナイロン66を主体としナイロン6及び導電性カーボンブラックを配合した毛材でiPad用ブラシを自作してみました。
※iPadの画面にキズがつく可能性がないとは言えないので、試される方は自己責任でお願いします。

今回はボールペンのリフィルを使いました。もしインクが残っていたらきれいに掃除してください。

サンプルで頂いた毛材が少し短かったので、つまようじを細く削ったものをリフィルに押し込んだ後、モノエイトを一杯になるまで詰め込みました。きつくなってきたら、机の上で根気よくトントンすると奥まで入って行きます。

こんな感じに揃いました。最後にカットするので、だいたいでいいでしょう。

ヤットコなどでリフィルの先を毛材が抜けないようにしっかりとつぶします。

毛材の先を今回は7mmにハサミでカットしました。あまり短くするとiPadで反応しなくなる可能性があるので切りすぎないように注意が必要です。

前回自作したサンダーロンとの比較。モノエイトの方が約2倍の太さなので腰があり、サンダーロンよりも筆先を押し付け気味にしないと反応しないですが、決して反応が悪いというのではなく、好みの分かれるところかもしれません。サンプルでφ5mmのパイプでブラシにしたもの(iPad用ブラシの自作 その2参照)とは全然描き心地が違うので、どちらも毛材もアリだなあと思いました。
iPad用ブラシの自作 その5
iPad用ブラシの自作 その4
iPad用ブラシの自作 その2
iPad用ブラシの自作