大英博物館 古代ギリシャ展

昨日、上野の国立西洋美術館に行って「大英博物館 古代ギリシャ展」を観てきました!
展示の目玉は日本初公開ミュロンの傑作「円盤投げ」。
原作は紀元前450~440年ごろのブロンズ製で、武器などに作り変えられて現存しておらず、大理石の彫刻はローマ時代にコピーされたもので、現在27体が確認されているそうですよ。>そんなにあったのか!
動きの一瞬を切り取ったポーズ(ジェスチャー)は放たれる前の弓矢(両腕が弓で正中線が矢)のかたちをしているのですね。なるほど、言われてみればそう見えてきます。
硬くて冷たい石に温もりを感じるのは、等身大の大きさと大理石に透明感があるからなんでしょうね。同じかたちでもデッサン用の石膏像とはオーラがぜんぜん違いますよ。どちらも同じコピー?だけど・・・。
二日目なので、さほどの混雑もなくゆっくり観れましたが、夏休みになったら激混みかな。