ミニ地球(鳥取環境大学考案)を作ってみる


エコプロダクツ2009に行った時、鳥取環境大学のブースで「ミニ地球の作り方」を紹介していました。身近にある素材(砂利石や落ち葉、土のついた小さな植物、コケとダンゴムシを1匹とコップ1/4の水)を丸い容器に入れるだけですが、密封しても1年以上生態系が保たれるそうです。まさにミニ地球ですスゴイ!。
学生さんの説明を聞きながら家で子供たちと作ってみようかなと思っていると、ミニ地球を作成する為のプラスチックの入れ物と説明書と台座のセットを頂けることになり持って帰っていたのですが、休日の今日は天気も良く早速下の子とミニ地球を作るために素材を集めに出かけてきました。
写真は完成した我が家の「ミニ地球」です。みてると、なんだか癒されますね~(笑)
■リンク
鳥取環境大学



素材は身近な場所で集めればよいので、近所の公園に行き砂利石や落ち葉、小さな植物、コケ(日陰に植えてあるケヤキの木の幹にたくさん生えていたので、木を傷つけないようにそうっと少しだけ剥がしました)、木の枝やドングリを拾ってきました。ダンゴムシは冬場なのでなかなか見つからなかったのですが、駐輪場にある角材の裏に冬眠前?のダンゴムシを1匹見つけることができました!

集めた素材です。中央のプラスチックの容器にダンゴムシがいます。



ミニ地球の作り方に準じて、砂利石を敷き、枯葉と土を入れ、コケや小さな植物をレイアウトした後ダンゴムシを入れてコップ1/4の水を入れフタを閉めて出来上がり。ダンゴムシは寒いせいかすぐにもぐってしまいましたが、暖かくなって活動し始めると再開できるのが楽しみです。
エコプロダクツ2009

昨日、エコプロダクツに行ってきました!
社会科見学にくる学生さんが年々増えていて、会場の混雑具合はすごいんですよ。多分ビッグサイトの展示会で最も集客力がある展示会の一つになっているのではないでしょうか?
写真は東棟の屋外で行われていたベロタクシーの試乗体験の様子です。最近ちょくちょく目にするベロタクシーがちょっと気になっていたので、一緒に回っていたU氏と行ってみました。目につきにくい場所なのでここだけガラガラで、すぐに試乗する事が出来ました~。車体はドイツから輸入していて、乗り心地も快適です。電動アシストが付いているので普通の人でも無理なくこげるそうですよ。ちなみに自動車が買えるくらいのお値段だそうです。
ユニバーサルデザイン ビジネス・シンポジウム2009「認知とデザイン」

先週金曜日に日経デザイン主催のユニバーサルデザイン ビジネス・シンポジウム2009「認知とデザイン」に出席してきました!
MEGAWEB内のトヨタ ユニバーサルデザイン ショーケースが会場だったのですが、MEGAWEBには何度か行ったことあるのですが、ここに入ったのは初めてでショーケースの中にはUDに関する資料などが常設展示されていて、奥の広ーい会場で行われました。定員300人で満席になっていましたよ。
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 國吉教授の「身体が振る舞いをつくる~ロボットを通してみる、かたちとインタラクションの創発的関係」と題した基調講演が最初にあったのですが、UDのシンポジウムでロボット研究の最先端のお話が聞けるとは・・・。研究の内容はすごく難しいのだと思いますけど、さすが東大の教授ですねプレゼンが上手いので、説明にどんどん引き込まれて行きました。今までの人型ロボットの制御は膨大な方程式で動かしているそうですが、この方法だとちょっとした環境の変化(段差につまずいたり、外力が加わったり)に対応するのは困難らしいのですが、國吉教授は環境に瞬時適応できる自律性や自発性を持つロボットの研究をしているようで、赤ちゃんが寝返りやハイハイを覚えるようなプロセスをロボットが自分の身体で出来ることを発見しながら自発的に行動する様子などの事例を通して紹介されました。人間と同じように動く構造を持ったロボットは人間らしい動きを必然的に身につけることが出来るようになるということでしょうか。もし、言語も同じ理屈でロボットが自発的に使えるようになったとしたら、アトムが誕生?それともターミネーターが現実に現れるのか?なんて妄想してしまいました(笑)
基調講演の後は事例発表が4つあったのですが、「RIGHT BRAIN SMILE 右脳は笑う」と題したトライポッド・デザイン 代表取締役 中川氏が東大生に行っているノンデザイナーのためのデザイン教育というのが、なかなかユニークでしたよ。左脳を使うのが得意な東大生が香りを嗅いでから目隠しをして香りからイメージするソファーを手の感覚だけで作ったり、パンダの絵を見た後、目隠しをして左手に黒い粘土と右手に白い粘土を持った状態てパンダを作ったり、音を聞いて形や色をデザインしたりする五感からデザインする授業の紹介があったのですが、受講している生徒さんはみんなニコニコ顔で楽しそうでした。こんど子供たちと目隠しパンダをやってみようかな。
それから、トヨタが特別協賛だけに、シンポジウムの終了後にI-REALとWingletに3名ずつ試乗できる抽選があったのですが、外れてしまいました・・・。