読書の秋に・・・
![]() | 見て楽しむ量子物理学の世界 自然の奥底は不思議がいっぱい (2008/09/25) ジム・アル・カリーリ 商品詳細を見る 実に面白いが、さっぱり分からない(笑) |
図書館の新着図書のコーナーにあったのですが、挿絵がきれいなので借りて読みました。
日本人のノーベル物理学賞受賞の発表があったばかりで、タイムリーなポピュラーサイエンス本だと思います。
難しい数式はさっぱり分からないのですが、量子の世界で起こる不思議な現象や私たちの社会で量子物理学がどのように役に立っているかなどが、美しいグラフィックと丁寧に説明されていて、頭がチクチクすることもなく読み終えました(笑)
ワイドショーの司会者やコメンテーターが受賞した先生方の研究が、「生活でなにか役に立つのか?」といった質問をしているのを記憶していますが、原子力発電、半導体を使ったすべての電子機器、MRIなどの医療技術などは量子物理学の研究の成果だったんですね。何の役に立つのかとか言ったらバチが当たるかもしれません・・・。
最後には量子コンピューターや量子テレポーテーションといった研究の紹介もあって、今後そういった技術でつくられる商品はどんなふうに生活を変えるのだろうと想像するのも楽しめました。
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