
本日発売になったエクストリームリミット社の
「VAIO Xシリーズ用高級本革モバイルスーツ(標準Lバッテリー装着時用)」のフォトレビューをお届けします!
<<大容量のXバッテリー装着時には非対応ですので、ご注意ください>>
ブックカバータイプで着脱がとっても簡単。イタリア製高級レザー(牛革)は落ち着いた雰囲気とやさしい手触りで使いこむほどに味わいが増すのもいいですね。もちろん放熱対策や各コネクタへのアクセスなどの配慮も長年モバイルスーツを手掛けているエクストリームリミットさんならではの安心感があります。価格も7,900円(税・送料込)と値ごろ感があり、VAIO Xユーザーには是非お勧めの専用ケースです!
※レビューに使用したのは発売前にエクストリームリミットさんからお借りしているものですが、試作サンプルではなく量産品ですので、発売されるものと同等ということになります。
1.サイズと重量




本体は開いた状態で幅方向288mm×奥行き方向402mm、装着した場合は奥行き方向195mm、厚さは最も厚いパームレスト部で約26mm。重量は292gあります。VAIO Xのオーナーメード最軽量構成時だと、655g+292g=947gで1kg以下になりますね。ちなみに私のVAIO XはLバッテリー、SSD128GB等で758gなので合計1,050gと1kgをちょっとオーバーしてしまいました。
2.装着方法




1)VAIO Xのディスプレイを全開にした状態で、パームレストをカバーに差し込みます。
2)ディスプレイ側のカバーを持ち上げてディスプレイ上部に差し込みます。
3)ディスプレイを少し起こして(130度くらい)カバーをしっかり差し込みます。
4)持ち運ぶ時はディスプレイを閉じます。
※新品の状態では革がなじんでおらず差し込みにくいですが、革がなじんでくるとスムーズに装着できるようになります。
取り外しは装着の逆の手順で行います。ディスプレイを大きく開くと(約130度以上)ディスプレイ側の差し込みが自然に外れますので、その後パームレスト部を抜けば取り外せます。
3.接続端子、メモリーカードスロットへのアクセス




VAIO X本体左側の電源入力、USBコネクター、ヘッドフォン出力、正面のメモリーカードスロット、右側の外部ディスプレイ出力、ネットワークコネクターのいずれもケースを装着した状態で使用できます。ネットワークコネクターを使用する時はVAIO X本体底面のチルトフットを立てた状態でもカバーを装着可能です。
また、熱対策の為ケース裏面は広範囲(約幅240mm×奥行き100mm)がメッシュ部材になっています。
4.キーボードの使い勝手とディスプレイを閉じたときの動作




VAIO Xのアイソレーションキーボードはキーストロークが約1mmと非常に短いのですが、ケースの構造上パームレスト部に約1mmの革の厚さが加わってしまいます。それにより、最前列のスペースキーや変換、無変換キーなどを親指で押す方はキーが少し押しにくくなります。私の場合モバイルスーツによるメリットが大きいので、キーの若干の打ちにくさは許容範囲なのですが、デリケートな部分でもありますので気になる方は購入の前に1mm程度の厚紙などをパームレスト部に置いた状態でタイピングのチェックをしてから購入することをお勧めします。
あと、本体とディスプレイの間にカバーが入るためディスプレイは完全には閉まりません。電源ボタンを押してスリープ状態等にしてからディスプレイを閉じる事をお勧めします。ただ、ディスプレイ挿入部にはスイッチの反応を良くするために薄い革が使用されていますので、革がなじんでくるとディスプレイを閉じた時に少し押さえる感じにするとスリープ等へ移行できます。ただ、不意のバッテリー切れを避けるために、電源ランプで状態を確認してからバッグなどへ入れた方が良いですね。
5.まとめこれまでは、VAIO Xをカバンに入れて持ち歩くのにキズ防止のため
自作のインナーケースを使っていたのですが、カバンから取り出したあと、さらにインナーケースからVAIO Xを取り出すという動作が面倒(もちろん入れる時も面倒)で電車の待ち時間などちょっとした時間に使うのをためらっていたのですが、モバイルスーツはその壁を取り払ってくれます。近所だったらバッグに入れなくてもモバイルスーツのまま持ち歩いてもいいし、四隅が保護されているのでやっぱり安心感が違います。それから、パームレスト部への指紋汚れもなくなり、クリーナーで拭かなくてよくなりました。あと、私のブラックカラーではあまり気にならない天板への指紋汚れですがプレミアムカーボンは指紋がすごく気になるそうなので、指紋汚れが気になる方にもお勧めです。
■リンク
SONY VAIO X用高級本革モバイルスーツエクストリームリミット