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iPad用ブラシの自作 その6

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STAEDTLER 925 35-20に自作ブラシをセットした状態で使うキャップをproto labsのfirstcutサービスを利用して作ってみました!

proto labsは加工したい形状の3Dデータがあれば、WEBサイトで簡単に見積り依頼ができます。ただ、加工後の研磨や塗装などは対応していただけないようなので、デザイン試作用途というよりも機能試験用のパーツなどに活用されているようです。

※アクリルブロックを切削加工して作るので、送られてきた状態はツールの痕で白く曇っていたので、サンドペーパーをかけて少し磨きました。

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使用時には外したキャップを無くさないようにノックボタンに嵌めておけます。

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シャープペン本体に合わせてシンプルな形にしたので、こんな感じに立てて置くこともできますよん。

proto labsさんには、10個から1万ショットまでの小ロット生産ができるprotomoldというサービスも行っているので、オリジナルグッズの制作などに利用してみるのもいいかもしれません。

iPad用ブラシの自作 その5
iPad用ブラシの自作 その4
iPad用ブラシの自作 その3
iPad用ブラシの自作 その2
iPad用ブラシの自作
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iPad用ブラシの自作 その5

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工業用ブラシのオンラインショッピングで1個からオーダーできるブラシビレッジさんにiPad用ブラシをオーダーしてみました。

商品名は「パイプ筆φ2.4-L150-毛6-サンダーロン」で仕様はφ2.4mm×長さ150mmのステンレスパイプに導電毛材のサンダーロン毛先6mmになります。

価格はパイプ筆が1本2,400円、送料1,000円、代引き手数料300円の合計3,700円也。

送料と代引き手数料がかかるので、コスパは今一つですが、市販の静電タッチパネル用のペンに満足できない方は試してみる価値はあるかもしれません。尚、ブラシビレッジさんがiPad用ブラシとして販売しているものではありませんので、市販の商品とは違い保障や返品などの対応は出来ないと思われるのでご注意ください。

※iPadの画面にキズがつく可能性がないとは言えないので、試される方は自己責任でお願いします。
※画面保護フィルムを貼った状態での動作確認はしていません。画面保護フィルムを貼っている場合、ブラシが反応しない恐れがあります。

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反応は良く、描き心地は滑らかでした!

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ただ、STAEDTLER Mars technicoとSTAEDTLER 925 35-20には残念ながらセットできませんでした。ステンレスパイプの直径がノギスでの実測で2.45mm・・・工業製品には公差があるので仕方ありませんね、-側に振れていたら入っていたかもしれません。粗品用にまとめて注文しようと考えていましたが、こんなこともあろうかと念のため確認用に1本だけ作っといて良かったです。

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ちなみにロットリングのリフィルの実測値は2.3mmで今回注文したものは0.15mm大きかったことになります。

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まあ、ホルダーにセットしなくても使えますし、細くて軽いので持ち運びには便利かもしれませんね。

□リンク
・ブラシビレッジ


iPad用ブラシの自作 その4
iPad用ブラシの自作 その3
iPad用ブラシの自作 その2
iPad用ブラシの自作

iPad用ブラシの自作 その4

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懲りずにiPad用ブラシの自作にはまっています(笑)

STAEDTLERの製図用シャープペンシルに2.0mm用のものがあったので、ボールペン用リフィルで自作したiPad用ブラシが使えないか試してみました。

※iPadの画面にキズがつく可能性がないとは言えないので、試される方は自己責任でお願いします。

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スリーブ部(口金の先の細い部分)にはφ2.4mmのリフィルは通りませんでしたが、口金を外したら芯の繰り出し部分を通すことができました!

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スリーブ部は口金にゴムのブッシュを介して圧入されている構造のようだったので、ラジオペンチでスリーブを取り外しました。スリーブが外れた口金はφ2.4mmのリフィルが通りそうです。

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口金を戻して、ノックしながら自作したiPad用ブラシ差し込むと奥までスーと入りました!

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ノックした状態でブラシをスライドさせれば、筆先を好みの長さに調整できます。持ち運ぶときは短くして、使うときは長めにセットすると視界の邪魔にならずに使えます。あと、アルミボディなのでどこを持ってもちゃんと反応します。

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持ち運ぶ時は付属の簡易ケースに仕舞えば、とりあえずブラシの先端は保護されます。丁度良い市販キャップがあればいいのですが、この際キャップまで自作して完結させようかなと思案中・・・。

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写真手前のSTAEDTLER Mars technicoは自宅用、奥のSTAEDTLER 925 35-20は外出用にして活用しようと思います。

iPad用ブラシの自作 その5
iPad用ブラシの自作 その3
iPad用ブラシの自作 その2
iPad用ブラシの自作

iPad用ブラシの自作 その3

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共伸技研さんのブラシビレッジで送っていただいたサンプル毛材で前回はサンダーロン(0.08mm)というアクリル繊維に硫化銅を結合させた毛材を使ったので、今回はモノエイト(0.15mm)というナイロン66を主体としナイロン6及び導電性カーボンブラックを配合した毛材でiPad用ブラシを自作してみました。

※iPadの画面にキズがつく可能性がないとは言えないので、試される方は自己責任でお願いします。

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今回はボールペンのリフィルを使いました。もしインクが残っていたらきれいに掃除してください。

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サンプルで頂いた毛材が少し短かったので、つまようじを細く削ったものをリフィルに押し込んだ後、モノエイトを一杯になるまで詰め込みました。きつくなってきたら、机の上で根気よくトントンすると奥まで入って行きます。

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こんな感じに揃いました。最後にカットするので、だいたいでいいでしょう。

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ヤットコなどでリフィルの先を毛材が抜けないようにしっかりとつぶします。

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毛材の先を今回は7mmにハサミでカットしました。あまり短くするとiPadで反応しなくなる可能性があるので切りすぎないように注意が必要です。

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前回自作したサンダーロンとの比較。モノエイトの方が約2倍の太さなので腰があり、サンダーロンよりも筆先を押し付け気味にしないと反応しないですが、決して反応が悪いというのではなく、好みの分かれるところかもしれません。サンプルでφ5mmのパイプでブラシにしたもの(iPad用ブラシの自作 その2参照)とは全然描き心地が違うので、どちらも毛材もアリだなあと思いました。


iPad用ブラシの自作 その5
iPad用ブラシの自作 その4
iPad用ブラシの自作 その2
iPad用ブラシの自作


iPad用ブラシの自作 その2

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前回自作したiPad用ブラシは刺繍糸で作ったので、筆先に腰がなく細かい部分があまり描きやすくありませんでした。

ネットで導電性の毛材を探していたら工業用ブラシを製造販売している株共伸技研さんのブラシビレッジというサイトで導電性の毛材を取り扱っていて、サンプルを無料で送っていただけるというので、事情を説明してサンプルをお願いすると、快く対応してくださいました。ありがとうございます>ご担当さま

届いたのは毛材のサンプル2種類で、サンダーロン(0.08mm)というアクリル繊維に硫化銅を結合させたものと、モノエイト(0.15mm)というナイロン66を主体としナイロン6及び導電性カーボンブラックを配合した毛材。あと、モノエイトをφ5mmの金属パイプでブラシに加工したものです。

※iPadの画面にキズがつく可能性がないとは言えないので、試される方は自己責任でお願いします。

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で、いただいた毛材で早速iPad用ブラシの自作をしてみました(下から3段目)。以前使っていたロットリングのスタイラスがφ2.4mmの金属パイプで毛材を差し込むのに丁度良かったので流用しました。ギッシリと根気よく毛材を詰めた後、やっとこで先端を潰して抜けないようにして、6mmくらいの長さにカットしています。

1段目の刺しゅう糸と比べると、ブラシの完成度がアップしていると思います。

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初代刺しゅう糸バージョンは反応は悪くありませんでしたが、腰のなく細かい作業はいまいちでした。

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サンプルで送っていただいたモノエイトのブラシで反応良く描けましたが、腰が強すぎてブラシを立てて描かないと線を描きにくかったです。でも、タップはしやすいので文字入力などには向いているかもしれません。

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今回自作したサンダーロンφ2.4mmは腰も丁度良く「なめらかな描き心地」でした!ただ、お気に入りのSTAEDTLER Mars technicoにはパイプの径が太すぎて3cmくらいしか挿入できませんでした。

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uniの芯ホルダーだと奥まで挿入できますが、樹脂部分を持つとアースが取れずに反応しません。前回エントリー参照

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持ち運びには筆先が折れないように注意が必要ですが、個人的には絵筆のように長く持って描けるこの組み合わせは結構きにいっています。

ブラシビレッジでは1個からブラシのオーダーが出来るようなので、毛材サンダーロンをφ2mmの金属パイプでブラシを作れないか相談してみようと思います。

うまくできたら、粗品用に100本くらいオーダーしようかな・・・。

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